日付変わって昨日。
来年から通う予定の息子の幼稚園説明会に行き、娘を2時間半抱っこ紐で抱き続け、帰宅後、娘が38度超える熱を出し。
少しだけ気持ちが疲れていたのでしょう。
少しだけ。
でも、その少しだけの疲れが、ほんの少しの息子の「できない」に反応してしまったのでした。
夕飯でスパゲティを食べる息子。
夢中になるあまり、両手、顔、体、テーブル、床…いたるところがスパゲティのオレンジの油だらけ。
普段は上手にご飯も食べられる息子ですが、どうやらスパゲティはツルツルするのかうまく口に運べない様子。
みるみるうちにベッタベタのギットギトになっていく姿にイラッとしてしまい。
大きな声で怒ってしまいました。
険しい顔で睨んでしまいました。
しょんぼり悲しそうに「ごめんなさい…」と謝る息子にハッとして「ママもごめんね。強く怒りすぎたね。」と謝り、仲直り。
息子やテーブルを綺麗にして、息子がお茶を飲んでる間に、私は息子、娘と入ってたお風呂場を片付けに。
片付けて足を拭きながら無意識で「はぁ…」とため息をついた瞬間、リビングから息子の呟きが。
「ママ、たいへんだね…。」
私に話しかける感じでもなく、大きな声でもなく、脱衣所にいる私になんとなく聞こえる程度の呟き。
ん?今、ママ大変だねって言ったよな…と。
リビングに戻り、「ママ大変だねって言った?」と聞くと 「うん。ママ、いろんなのことやって、たいへんだね。」と。
「いろんなこと?」
「うん。いつもおそうじしたり、あらいものしたり。」
私は息子の、私を労う言葉を聞いて、思わずポロポロと涙が出ました。
「ママ、どうしてないてるの?」
「たー坊が優しいこと言ってくれたから。」 と言うと、嬉しそうに
「ママ、たいへんだね(ニヤリ)!」とまた言ってくれました。
誰も見てくれてないと、誰も何も言ってくれないと勝手に思いがちな家のこと。
たった3歳の息子がちゃんと見てくれていたことに。
たった3歳なのに、労ってくれたことに。
(私に怒られた後なのに)
息子の器、大きかった。
スパゲティの食べ方ごときであんなに怒って…
私の器、ちっさ!
息子の言葉にキュンと、あったかく胸が締め付けられました。
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