前回、EBウィルスへの感染、そしておそらく伝染性単核球症だという診断を受けました。
これが酷くなると肝臓や脾臓に影響があり、腫れていた場合、腹部に強い衝撃があると破裂する可能性もある、と。
早くエコーの日よ、来~い!と、その日までソワソワ。
娘のお腹を異常に労わる家族たちなのでした。
腹部エコー検査へは夫が。
腹部エコーの日、私は予防接種についての勉強会(セミナー)を予約していたのでした。
もちろん娘っちの検査の方が大事なので、キャンセルしようと思っていたのですが、夫が「検査は俺が連れていくから、勉強会行ってきな」と言ってくれたのです。
少し心配もありましたが、検査は午前、結果は午後と言われていたので、結果は私も聞けるし・・ということで夫にお願いしました。
ところが、最近ママが見えないと(キッチンへ入るだけでさえ)大泣きの娘。
かわいいっちゃかわいいんですが、毎回ともなると「それ、重いぜ・・・」と将来の娘の恋愛が心配になります。
嘘です。
単なる後追い、成長の証ですね。
でもそんな感じだったので夫は既に気が重かったようです。
(自分から言っておきながら。笑)
「あー、これ、絶対明日も大泣きやわ。
今から想像するだけで鬱やわ~。」
おい、
おい、
おい。
それ、娘のギャン泣き@病院、私、この何日かで何回やってきたと思ってんねん。
そんなんで鬱になってたら、
私の命、いくつあっても足りんわ~!
言ってやりましたよ。
男の人って、たまにやるたった1回をめっちゃ「どや~!俺、すごいことやってんで~♪」ってなりがちですよね。
まぁ、なかなか出くわすことのない経験をするわけですから、かわいい反応なのかもしれませんが。
腹部エコー検査と血液検査
採血は夫とは別の部屋に連れて行かれてするため、見てはいないそうですが
腹部エコーは看護師さんと一緒に娘を羽交い絞めにしたそうです。
もちろんギャン泣きだったそうです。
でも夫、羽交い絞めにして検査をさせたという自分の経験値に少し誇らしげでした。
あとから聞いた話、「こんなに娘と2人きりで過ごすこともなかったし、ましてや病院で検査して・・って、なんか絆が深まった気がする、父親らしいことが今日、できた気がした。」と。
なんか、夫の言わんとすることは分かります。
娘がどんなに嫌がろうが、必要な検査を受けさせ、そんな中、娘が唯一頼りにするのが父親の自分だけ。
そんな状況に、親としての責任や娘に頼られる親としての嬉しさもあったのだと思います。
検査結果
午後も夫が受付をしに行ってくれたため、私がちょうど病院へ着いてすぐに検査結果を夫と一緒に聞くことができました。
まず心配されていた肝臓の数値。
問題なし!
ほっとしました。
ところが。
もう一度、3日後に検査にくるよう言われる
今度は血小板の数値が上がり続けていると。
もう、次から次へと・・・
いつになったらすっきりさっぱり安心できる日がくるのか。
通院し始めてから、毎回血液検査をしてますが、採血する度に血小板の数値が上がり続けているそうです。
今回の検査の時には70くらいになっていて、これが100を超えてくると血栓ができて詰まるリスクが出てくると。
そうなると血栓ができないようにする薬を飲まないといけないと。
血小板の数値は、炎症が起きたり高熱が出たりした後に上がり易いというのはあるそうです。
そのため今回の症状からして血小板の数値が上がったこと自体はそんなに心配いらないと。
先生の見立てでは、おそらく今回の検査数値70は、ピークから下がり始めているところの数値だとは思う、と。
他の症状の経過から考えると、前回の検査と今回の検査の間にピークの数値があったはずだと。
ただ、今回の「70」が下がってきている数値なのか、上がり続けている数値なのかは、やはりもう一度採血してみないことには判断できない。
次の検査で70を下回っていれば、そこで大丈夫という判断になる、と。
まぁ、そうですよね・・・
というわけで、もう一度、念のため3日後に血液検査へ行くことに。
最後であってほしい、血液検査
そして当日。
この高熱が始まってから、かれこれ5回目の採血。
毎回ギャン泣きで連れていかれ、ギャン泣きで戻ってくるので、看護師さんに名前を呼ばれなくとも「あ、戻ってきた」と分かるんですね。
で、今回、5回目の採血時。
連れて行かれる時も(ん?気のせいかな?なんかすんなり看護師さんの方へ体を自ら持って行った気が・・・)。
そして戻ってきた時、看護師さんに呼ばれて気づきました。
そう、なぜなら娘が泣きもせず、涼し~い顔して看護師さんに抱っこされていたため、戻ってきていたことに気づかなかったのです。
娘、さすがに5回目の採血は慣れたのか?
それとも諦めの境地に達したのか?
そんなちょっとした娘の変化も感じた日でもありました。
検査結果を聞くのも最後でありますように。
そして検査結果が出るまで約1時間。
待ちます。
私ももう慣れましたが、待ち時間、長いですね。。
この日は待合室に流れるエンドレスアンパンマンのDVDをムダに見るのはイヤだったので、在宅の資料の本を持ち込み、読み、関連箇所をメモしながら待ち時間を過ごしました。
病院は他に誘惑が何もないので、仕事が進む、進む、捗る、捗る!
そうこうしてるとあっという間に1時間が経ち、呼ばれました。
結果・・・
晴れて病院からの解放と相成りました。
やはり先生の見立て通り、血小板の数値も下がっていて、炎症数値もなくなっていました。
ようやく、ようやく、です。
原因不明の高熱から、この最終的な結果が出るまで22日が経っていました。
原因不明だったため、病院は4軒(受診7回)、そのうち採血5回にエコー検査1回。
こう振り返ってみると小さい体で、娘っち、頑張りました。
22日間で受診7回。
単純計算で、3日に1回病院へ行っていたことになります。
こう振り返ってみると大きい体で、私っち、頑張りました!
(大きい体ってw)
それでもやっぱり思うのは、お医者さんてすごいな、ということ。
これは改めて思いました。
そしてこの採血の思い出が強いのか、1歳の娘、最近私が「イテテテテは?」と言うと、
注射を何度もされた箇所を指さして「イテテ!」と言います。
注射、やっぱり痛かったんですね。
うん、痛みに耐えて、よく頑張った!!
そんなこんなで、今回のEBウィルス感染(伝染性単核球症)は終結を迎えたのでした。
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