家族全員でインフルエンザ。

all-influenzaこどものカラダ

1月。

家族全員でインフルエンザB型にかかりました。

トップバッターは母・息子。

1/16(火)朝。

息子がやけに酷い咳をしていて、熱を測ったら37.8。

おっと、熱ある。

念のためスリーパー脱がせて再計測してみたら37.3。

 

幼稚園、迷うとこである。

 

でも咳はひどいし、実は私も前日から同じような咳をしていて、熱を測ったら微熱あり。

「それ、どちらかにうつってるってことやから、幼稚園もいかない方がええんちゃう?

他の子にうつす可能性あるで。」

と、ドクターストップならぬ、ダディストップ。

でも確かにそうだ。

ということで、幼稚園はお休みして様子を見ることに。

 

日中は私も息子も37台をキープしていたけど、夕方、私が38度を超え。

夜19:30頃、息子も後を追うかのように38.3。

これはもしや・・・ということで翌日、2人そろって病院へ行くことに。

 

私はもう熱が辛いというよりは、激しくカチ割れそうな頭痛が辛くて辛くて。

それでも子ども達に何か食べるものは用意せねばならない。

まさかこの頭痛と熱でご飯を作れる気がしない。

せめて何か買ってきたい。

でもこの激しくカチ割れそうな頭痛と熱の中、同じく高熱の4歳児と抱っこしなければ移動できない1歳児を連れて買い物に行くなんて、できる気がしませんでした。

 

家の前にあるコンビニに行くにも、たった数分でも子ども達を置いていくのは憚(はばか)られ。

私1人でも、ちょっとすぐのところへ出かけるのも辛いのに、子ども達も連れて行くなんて、ム~リィ~~~!!

やっぱり、ム~リィ~~~!!

 

そこで苦肉の策を。

 

私がそこのコンビニに行ってる5~10分の間だけ、子ども達に私のスマホを渡し、夫とテレビ電話をしてもらうことに。

夫とテレビ電話なら、子ども達が変なことをしようとしても止められるし、万が一インターホンが鳴っても出ないように指示してくれるし、子ども達も安心かと。

 

というわけで、ガンガンともはやもうカチ割れているんじゃないかというレベルの頭痛と寒気を我慢して足早に必要そうな物を買い込み、無事帰宅。

 

起きていて意識があるだけで酷く辛い頭痛と高熱で、どんなに自分の体調が辛くても、同じく辛い息子の看病と、幸いにもピンピンしている娘のお世話をしなくてはならない、ワンオペ育児の試練の幕開けでした。

 

発熱2日目。1/17(水)

10時過ぎ。

母子揃って、インフル検査。

 

母、インフルB!陽性!!

息子、陰性!!

ただし、息子も発症は時間の問題でしょうということで、インフルB診断をもらう。

 

インフルの検査は発熱から12時間経ってないと正確な結果が出ないという。

私はバッチリ発熱から17時間後に検査。

息子も発熱から13時間後の検査だったけど、息子はギリギリ陰性になるんですね。

やはり個人差。

 

私は隔離されたところでイナビルという粉薬を口から吸い上げて吸引しました。

これでウィルスの増殖を止めようって薬みたいです。

粉薬を口から結構な勢いで吸い上げるなんて、想像しただけで咳き込むやつじゃないですか。

むせるやつじゃないですか。

でも吸うのが弱いと横で見てる薬剤師さんに注意されるんです。

だから頑張って吸いましたが、想像していたようにむせることはありませんでした。

不思議。

 

息子は王道のタミフル。

家に帰って飲ませましたが、元気だし、タミフルで異常行動になったらどうしようと一抹の不安はあったので、2回飲ませただけでやめました。

タミフル飲ませると、必ずといっていいほど、寝てる時に変なうわ言を言って、手足をバタバタさせるんですよね・・・。

それがちょっと怖いのもあり。

また、2年前にインフルになった時、私は1度もタミフルやイナビルを体に入れませんでしたが、2日半で高熱も下がったので、水分とって寝かせようと。

 

母、息子で水分を摂り、寝られるだけ寝ました。

(それでも娘は元気に通常営業なので、構って構ってが辛かった・・・)

 

そしてこの日の夕方、私は38.9まで上がり、息子も38.6。

足並み揃えて高熱が続きました。

 

発熱から3日目。1/18(木)

朝の時点で息子は平熱、私も37度台まで解熱。

息子の高熱、正味36時間でした。

私はというと、解熱からずっと気持ち悪く、つわりを思い出して

「ああ、インフルエンザの気持ち悪さは続いて数日だろうに、つわりは何カ月も何カ月もこの状態が続いてたんだなぁ。

自分で言うのもアレだけど、本当によく耐えたなぁ。」と。

 

この解熱後、母子ともにひどい咳が約1週間(1/23頃まで)続きました。

 

発熱から4日目。1/19(金)

昨日の朝、解熱して安心したのも束の間、息子は高熱をぶり返し39度。

幼児はこのような熱の再発があるから、解熱翌日から丸3日は出席停止とされてるんですね。

17時頃にもまだ38.1度。

 

ちなみに母は、4日間で3キロ減量しました。

束の間の、不幸中の幸い。

 

発熱から6日目。1/21(日)

朝、息子はようやく38度を切るも、ギリギリの37.9度。

日中は37.5度。

少し落ち着いてきた様子。

 

発熱から7日目。1/22(月)

ようやく息子も36度台で安定。

解熱翌日から丸3日は出席停止だから、火・水・木までお休みで金曜から登園できるかな~といったところ。

 

そんな安心した矢先・・・。

夜、夫が微熱。

夫は平熱が低いので、私で言うところの微熱でも、夫からしたら「熱」らしい。

まさか、まさか。

 

息子&母の発熱から8日目。1/23(火)

念のため、病院へ行かせてみたら、夫もB判定!

ほぼほぼ家にいないのに、何うつってんだよー(-_-)

という心の声はそっと心の中にしまって。

 

でもこの頃、幼稚園でもインフルが猛威をふるい、1/23(火)~25(木)までの3日間、園全体を閉鎖するとの連絡がきました。

 

息子&母の発熱から9日目、夫2日目。1/24(水)

夫は36台まで解熱するも、彼にとってはまだ微熱なわけです。

そして頭痛も加わり、ずっと寝たきり。

辛そうに寝たきり。

 

でもね。

正直に言わせてもらおう。

 

私もつい数日前には同じように辛い状態だった。

しかも息子も同時に発熱、看病、そして元気いっぱいの娘のお世話、ご飯の支度、排泄の処理等々も加わる。

でも夫は仕事でいない。

どんなに頭がカチ割れそうでも、熱でフラフラでも、ずっと寝たきりなんてできず、子どもがお腹を空かせば何かしら用意し、食べさせ、片付け。

排泄をすれば処理し。

かまってちゃんになれば、少し相手をする。

 

そんな辛く苦しい状況が「つい」数日前だっただけに、夫が子ども達のお世話もご飯の心配も何もせず、ゆっくり寝ている姿に、苛立ちを覚えたのです。

 

「具合が悪い時になぜこんな黒い感情が。。。私は冷たい妻なのかもしれない。」

 

とも思いましたが、仕方ない。

本当に辛くて大変だったから。

私もあんな風に、何も気にせず、ゆっくり寝たかったんだから。

 

そんな黒い感情と闘っていた15:40。

なんと娘が38.8度の発熱。

 

息子と私が同時にインフルになり、私達はマスクしていたものの、1歳の娘が大人しくマスクをしているわけはなく、四六時中2人のインフル患者と同じ部屋にいても感染しなかった娘。

夫は普段は家にほとんどいないのに、息子・私が落ち着いた頃にインフル感染し、インフルウィルスを、今まで持ちこたえていた娘にリレーするかの如く感染させた罪は重い。

 

ちょっと前の黒い感情に輪をかけて、私の感情は真っ黒けっけになってしまった。

 

息子&母の発熱から10日目、夫3日目、娘2日目。1/25(木)

朝、娘39度。

病院へ行ったらやはり皆仲良しインフルB! 

 

息子&母の発熱から11日目、夫4日目、娘3日目。1/26(金)

今日から息子も幼稚園復帰できるのだけど、

娘がインフル中だったので息子もまだ休ませた方がいいだろうかと思い、幼稚園に電話をしたら「本人が回復しているなら登園させてください」とのことだったので、息子、登園。

 

息子&母の発熱から13日目、夫6日目、娘5日目。1/28(日)

深夜、娘39度超え。

上がったり下がったりを繰り返しながら、まだまだ落ち着かず。

 

息子&母の発熱から14日目、夫7日目、娘6日目。1/29(月)

朝、娘38度でしたが、21時頃にはスッと平熱になり、そのまま安定。

 

家族全員のインフルBのまとめ

夫 :解熱まで約1日半。

   薬は病院で吸引したイナビルのみ。

 

妻 :解熱まで約1日半。

   咳&つわりのような気持ち悪さとお腹の痛みが、解熱後 約1週間。

   薬は病院で吸引したイナビルのみ。

 

息子:解熱まで約5日間。 ※上がったり下がったりの繰り返し

   薬はタミフル2回のみ。

 

娘 :解熱まで約5日間。 ※上がったり下がったりの繰り返し

   薬なし。(タミフル出されたが、本人がとにかく完全拒否)

 

こうやって見ると大人と子どもとで解熱までの日数や過程がキレイに分かれました。

タミフルをきっちりバッチリ飲ませていたら、もっと回復は早かったのかもしれませんし、変わらなかったかもしれません。

他にもインフルBにかかった幼稚園・保育園のお友達も薬飲んでても同じような日数がかかっていたようなので、薬の効果ってやっぱり分かりません。

でもうちは子ども達が比較的元気だったり、息子の怖いうわ言が心配だったり、私が在宅ワーカーで仕事の調整もさせていただけたこともあり、薬なしで様子を見られたのかもしれません。

 

こんな感じで、家族全員のインフルエンザBリレーは半月をかけて終結しました。

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