夫婦の形は変わるのだ。

夫婦の形は変わる

そう、思います。

つい先日、5回目の結婚記念日を迎えました。

わたくし、過去にお付き合いした人は何人かいるのですが、1年続いたことのない短期スパート型です。

短距離走が得意です!

 

実際、小学校6年間連続で、運動会の花形、運動会のトリ、紅白リレーの選手でした。
短距離走が得意です!

 

恋愛でもそれが発揮されちゃいましたね。

中には2回別れ(3回付き合ったということ)の人もいましたが、それも短距離走+短距離走+短距離走でやっとこさ累計1年半というのがありました。

それが最長です。

 

そんな私が結婚5周年を迎えました。
これは拍手喝采もんですよ。

 

お付き合い期間を含めたら7年です。

(; ・`д・´)

自分で書いてびっくり桃の木です。

 

この間、私の記憶が正しければ「別れてやる!」とか「離婚してやる!」とか思ったことはないはずです。
※一度だけ大喧嘩してフライパンのガラス蓋を投げつけたことはありました。

 

 

恋愛と結婚の違い

やっぱり恋愛と結婚て違うんですかね。
いや、もちろん夫とも恋愛結婚ですが、お付き合いの始まりが今までと違ったというか。

 

過去の恋愛はとにかく、見た目。
見た目でしか恋をしてこなかった気がします。
ジャングルで出会うようなサルゴリラ系の体育会(肉体派)系にめっぽう弱かった私です。

 

なのである程度、私の恋愛遍歴を知っている友人は、雑誌に出てるメンズを見て、どれが私のタイプが一目瞭然。
外されたことがありません。
それくらい私の見た目に対するこだわりは強固でした。

 

ところが、夫はほぼ真逆。

 

でも性格がとにかくおおらかです。
4人兄妹のさすが長男!て感じです。
私が末っ子なので、合ってるのかもしれません。

 

見た目からの脱却を図り、どうやって夫と恋に落ち、結婚まで至ったか、興味はないと思うので割愛しますが、簡潔に言うならば
「過去と逆タイプに飛び込んでみた」です。
「今まで入らなかったお店に入ってみた」です。

 

実体験から思うのは、「自分の好きなタイプ」と「うまくいくかどうか」は全くの別物、ということ。

今まで恋愛で苦しんでいる娘を見てきた私の母は、体育会系のスポーツマンとばかり付き合い泣く姿を見て、常々

「健全な肉体に 健全な魂は宿らない」

と、呪文のように言ってきました。

 

全ての健全な肉体に失礼な話ですが、私は一理あるな、やっぱり母親ってすげーな、です。

夫は「お義母さん、一体どんな目に遭ってきたんや・・・」と母の経験を憂います。

 

 

そんなこんなで、サルゴリラ系でも体育会系でもない夫へ好きエンジンがかかるまでは少し時間がかかりましたが、好きになってからは
「ああ、恋愛って、こんなに心穏やかにできるものなのか」と思ったものです。

 

過去の恋愛がジェットコースターとするならば、夫との恋愛は公園のブランコ。

ジェットコースターみたいな激しいドキドキ感はなくとも、常に不安なく、心地よい揺れと風を感じる、そんな恋愛でした。

 

 

「ああ、この人と家族になれたら幸せだろうな」と。

 

 

そして家族になったわけですが。

 

 

私の変遷

子どもができるまでは恋人の延長で、まだまだ猫かぶってたんですね、私。
2~3匹くらいでしょうか。ニャーニャー

 

夫婦になってからもしばらくは可愛らしい奥様だったと思いますよ。
自分で言っちゃってますが。

でも子どもが生まれてからは「母」になったのです。

 

 

・・・違います、
夫に対しても「母」になったのです。

 

「もう!なんでこれができないの!ちゃんとしなさい!」って、家事とか子育てとか。

 

出かける時は必ず

「iPhone持った?鍵持った?忘れ物ない?」
「俺は子どもか!」

がデフォルトの会話です。

母ちゃんになったのです。

 

そして最近、自分で気づいたのですが。
ついに私、、、

 

 

 

お局様になったようです。

 

 

 

母ちゃんとお局様の違い

似ているようで違っていて。

 

母ちゃんはあれこれ言うんですが、きちんと「愛情」があるわけです。

片やお局様はあれこれ言う言葉の裏に「攻撃」があるわけです。

※世の中のお局様的ポジションの方が全て攻撃的というわけではありません。
私個人のイメージです。

 

 

家事や子育てに関して夫に伝える時も、どこかトゲがあるのです。
自覚してます。
自覚してるってことはやっぱり「攻撃」なのかもと思うわけです。

 

我が家ではご飯を作らなかった人が洗い物をするルールです。
大体私がご飯を作るので夫は洗い物なのですが、先日、脂っぽい料理をしたんですね。

 

ここで「夫が洗ったら完全にベタベタが落ちないかもしれない。

こんな日は夫クオリティで洗われては困る」と思いました。

そこで、本当は洗いたくはなかったのに「今日は私が洗っちゃうね!」なんて言ってキッチンに立ちました。

 

 

すると夫。
「なに?なに?」とおびえ顔、否、不思議顔。

 

 

そして、

 

「洗い物してもらうことで、俺、不利にならへんねんな?」

 

と。

 

 

どうでしょう。

 

人の厚意を素直に受け取れない男になっておりました。
※実際のところ純粋な「厚意」ではなかったのですが。

 

 

以前はこんなことがあった時の夫は
「えっ!なんで今日はそんなに優しいん( *´艸`)?」というのが決まり文句でした。

 

なのに

 

「俺、

 

 

不利に

 

 

ならへんねんな?」

 

 

ですよ。
不利って・・・。

 

この一言で私は確信したんです。

 

結婚当初は「妻」と「夫」。

 

子どもが生まれてからは「母」と「子」。

 

最近は「お局様」と「部下」。

 

 

みたいな関係性に変わってしまったと。
だからどこかで私の顔色をうかがうようにしてしまったのだなと。

これは私が悪かったな・・・と自分の言動を振り返る機会になりました。

 

 

でも思い切って夫に「私、お局様みたい?」と聞いてみたら
食い気味に

「せやで。」

 

 

( ;∀;)ですよね。

というわけで、もっと可愛げのあるお局様になりたいと思います。

 

ほんとは可愛い妻になりたい。
可愛い女性になりたーーーい。

 

 

 

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センチメンタル。

産休前の最終出社日。

 

コメント

  1. おにぎりしゃん より:

    ものすごく共感します!‬
    ‪うちの旦那も部下と化し、指示と口撃が来るから自分の頭で考えなくなったそうです。‬
    ‪可愛い女性…1番遠い所にいる気がします‬

  2. なおさん より:

    共感してくださって嬉しいです(^-^)
    >指示と口撃が来るから自分の頭で考えなくなったそうです
    →これ、私の知り合いの旦那さんもそんなようなことを言ってました!驚
    でもついついやっちゃうんですよね…(^^;)
    そんな積み重ねで私も可愛い女性から随分遠いところまでやってきちゃいました…(^^;)

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